日常のあれこれ
母の病室に、最近認知症気味の方が入ってきた。
話しぶりは、すごくしっかりしていて、一見そうは思えないんだけど、やっぱり話す内容や言動が「???」のことが…。
意志がしっかりしすぎていて、看護士さんの言うこともなかなか聞いてくれない。
自分は、病人の自覚はないので(多分認知症の自覚も)、看護士さんがゆっくり大きめの声で話したりすると、「私は耳遠くないの!」と憤慨します。
移動は車椅子なんだけど、そのまま車椅子に座らせておくと、落ちたりする可能性もあるので、「ベッドに上がりましょうか」と看護士さんが言っても、「いいえ」と言う。
「じゃ、これ(一人で降りられないようにする机みたいな板)をはめさせてね」「そんなのいらない」
「じゃ、あちらに(ナースステーションの脇の目の届くところ)にいましょうか」「いいえ、ここに居ます」
困り果てた看護士さん、巾広の紐でお腹と車椅子を巻いて降りれないようにした。
そしたら、「縛るなんて、ひどいじゃないの!」
「縛ってませんよ。落ちたら危ないですからね」
このやり取りで、思い出した。
認知症患者をベッドに縛っり虐待したと告発させたりしたケースありましたね。
患者の安全を考えると(患者のためもあるし、怪我されたりすると自分達の責任になるし)、言うこと聞いてくれない患者さんの場合、ある程度の拘束も仕方ない部分はある。
どこまでが、致し方ない部分で、どこからが虐待か、これも難しい問題ですね。
で、結局、「縛るな」と憤慨する患者さんをなんとかなだめて、ゆるめに紐巻いて看護士さんが行ってしまうとき、お部屋の中の唯一の「どこも悪くない(多分他の人よりはしっかりしてる)普通の人」である私に、「何かあったらナースコールお願いね」と言って別のお仕事に行ってしまいました。
でも、何かあってからじゃ遅いし、それから、私は、この患者さんが落っこちないか心配で、彼女がベッドに手を伸ばすとすっ飛んで行って、「ベッドに上がりたいなら看護士さんにお願いしましょうね、一人じゃ危ないですよ」
テーブルに手を伸ばして車椅子から乗り出すと、すっ飛んで行って、何を取りたいんですか」
落ち着く間もありませんでした。(ーー;)
お食事が済んで、この患者さんがベッドにちゃんと納まったとき、ホッとしました。
これが、毎日だったら、ほんとに無理ですよね。
だって、目が離せないってことは、自分は何もできないもの。
危なくない環境を作ることも難しいし、家族がずっと見ているのも実質無理だし、介護施設でも、やっぱり一人一人を24時間見ていることはできないし…。
この先、老人大国となるこの国の行く末、それ以前に、認知症患者を抱える家族の苦労…、色々考えさせられました。
話しぶりは、すごくしっかりしていて、一見そうは思えないんだけど、やっぱり話す内容や言動が「???」のことが…。
意志がしっかりしすぎていて、看護士さんの言うこともなかなか聞いてくれない。
自分は、病人の自覚はないので(多分認知症の自覚も)、看護士さんがゆっくり大きめの声で話したりすると、「私は耳遠くないの!」と憤慨します。
移動は車椅子なんだけど、そのまま車椅子に座らせておくと、落ちたりする可能性もあるので、「ベッドに上がりましょうか」と看護士さんが言っても、「いいえ」と言う。
「じゃ、これ(一人で降りられないようにする机みたいな板)をはめさせてね」「そんなのいらない」
「じゃ、あちらに(ナースステーションの脇の目の届くところ)にいましょうか」「いいえ、ここに居ます」
困り果てた看護士さん、巾広の紐でお腹と車椅子を巻いて降りれないようにした。
そしたら、「縛るなんて、ひどいじゃないの!」
「縛ってませんよ。落ちたら危ないですからね」
このやり取りで、思い出した。
認知症患者をベッドに縛っり虐待したと告発させたりしたケースありましたね。
患者の安全を考えると(患者のためもあるし、怪我されたりすると自分達の責任になるし)、言うこと聞いてくれない患者さんの場合、ある程度の拘束も仕方ない部分はある。
どこまでが、致し方ない部分で、どこからが虐待か、これも難しい問題ですね。
で、結局、「縛るな」と憤慨する患者さんをなんとかなだめて、ゆるめに紐巻いて看護士さんが行ってしまうとき、お部屋の中の唯一の「どこも悪くない(多分他の人よりはしっかりしてる)普通の人」である私に、「何かあったらナースコールお願いね」と言って別のお仕事に行ってしまいました。
でも、何かあってからじゃ遅いし、それから、私は、この患者さんが落っこちないか心配で、彼女がベッドに手を伸ばすとすっ飛んで行って、「ベッドに上がりたいなら看護士さんにお願いしましょうね、一人じゃ危ないですよ」
テーブルに手を伸ばして車椅子から乗り出すと、すっ飛んで行って、何を取りたいんですか」
落ち着く間もありませんでした。(ーー;)
お食事が済んで、この患者さんがベッドにちゃんと納まったとき、ホッとしました。
これが、毎日だったら、ほんとに無理ですよね。
だって、目が離せないってことは、自分は何もできないもの。
危なくない環境を作ることも難しいし、家族がずっと見ているのも実質無理だし、介護施設でも、やっぱり一人一人を24時間見ていることはできないし…。
この先、老人大国となるこの国の行く末、それ以前に、認知症患者を抱える家族の苦労…、色々考えさせられました。
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(゚ー゚)(。_。)ウンウン
話がかみ合わない方とのお話は難しいですよね。
拘束も・・・やもえない場合もあるよね。
家庭では認知症になった方ほど見られませんよね。
どこに行っちゃうか分からないし、何をするか分からないし・・・
でも日本の老人医療、そこまで進んでいませんよね(^_^;)
うちもそろそろ他人事じゃないから心配です。
拘束も・・・やもえない場合もあるよね。
家庭では認知症になった方ほど見られませんよね。
どこに行っちゃうか分からないし、何をするか分からないし・・・
でも日本の老人医療、そこまで進んでいませんよね(^_^;)
うちもそろそろ他人事じゃないから心配です。
monaさん
母も、脳梗塞以来、以前の母ではないんだけど、まだここまでではないので、なんとか、せめて今の状態を維持してほしいと本当に切実に思いました。
日本の老人医療、問題山積。
これから、本当に大変になると思うわ。
私達の親ももちろんだけど、自分がもっと年とったらどうなっちゃうんだろう?って思うよ~。(ーー;)
日本の老人医療、問題山積。
これから、本当に大変になると思うわ。
私達の親ももちろんだけど、自分がもっと年とったらどうなっちゃうんだろう?って思うよ~。(ーー;)
私も(゚ー゚)(。_。)ウンウン
うちの姑も、もうほとんど会話がうまく成り立ちません。
姑は9人兄妹の末っ子で、一番上のお兄さんが長生きだったんだけど、
そのお兄さんが亡くなられてから、ちょっとずつおかしく(と言っては失礼だけど)なっていってます。元教師で、毅然としていた方だっただけに、主人はそんな今の母親を受け入れられないようで、あまり会いたがらないので、ちょっとかわいそうです(T_T)
私のことは、もう記憶にないようなので、
私は会いにも行かないけど(● ̄▽ ̄●;)ゞぽりぽり
孫のことは一応わかるみたいなのよね~・・・
血の力ってすごいわ~・・・・
姑は9人兄妹の末っ子で、一番上のお兄さんが長生きだったんだけど、
そのお兄さんが亡くなられてから、ちょっとずつおかしく(と言っては失礼だけど)なっていってます。元教師で、毅然としていた方だっただけに、主人はそんな今の母親を受け入れられないようで、あまり会いたがらないので、ちょっとかわいそうです(T_T)
私のことは、もう記憶にないようなので、
私は会いにも行かないけど(● ̄▽ ̄●;)ゞぽりぽり
孫のことは一応わかるみたいなのよね~・・・
血の力ってすごいわ~・・・・
ぷくぷくままさん
お姑さんもそうですか。
案外ね、元教師とかで、人一倍しっかりしていらした方が・・・ってケースよく聞きます。なぜかしらね。
やはり、息子・孫はかわいいみたいですよ。
仕方ないですね。(^_^;)
しかし、9人ってすごいわ~!
案外ね、元教師とかで、人一倍しっかりしていらした方が・・・ってケースよく聞きます。なぜかしらね。
やはり、息子・孫はかわいいみたいですよ。
仕方ないですね。(^_^;)
しかし、9人ってすごいわ~!